小学生頃になると我が子に何か習い事をさせようと思う親が多いと思います。
現在人気の習い事といえば2020年から小学校で必修科目となった英語教室やプログラミング教室。
定番の水泳、体操、サッカーなど運動系の習い事も変わらず人気ですね。
今回は子供に集中力を付けさせたいと思っている私が何を習わせたら集中力がつくのか気になったので調べてみました。
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小学生に習わせたい3選①ピアノ
今も変わらずピアノは人気でお知り合いのママも結構な割合で子供にピアノを習わせています。
「ピアノを習っている人は頭がいい」と言われていますが、東大出身の人も『自分も小さい頃習っていた』と答える人が多い程。
ピアノは「かっこいい」とか「楽譜が読めて凄い」とかではなく、人気の裏には子供の将来を助けるさまざまな土台が実は潜んでいたのです。
確かに私の学生時代を思い出してもクラスの合唱の時にピアノの伴奏をやっていた人って皆、賢くて頭の良かった人ばかりだった気がします。
「ホンマでっか!?TV」でおなじみの脳科学者である人間性脳科学研究所所長、武蔵野学院大学・大学院教授の澤口俊之先生がインタビューでこうお話ししていました。
『人生の成功に関係する全ての基礎がピアノで高められる』引用:ピティナ
なんとも衝撃の発言ですが、ピアノは驚くほど脳に良く「解決能力」「社会性」「創造性」など、人生の成功に関係する全ての基礎となり、これでピアノで伸びるというのです。
集中力が養われる
ピアノは左右で違う鍵盤をひき、足でペダルを踏むという全てが異なる動きを一度にこなすので、脳の様々な分野が活性化されると言われています。
「ひく」と同時に、自分の出した音を「聴く」ことも必要になり、高い集中力が養われるそうです。
小学生が集中できる時間はだいたい30分と言われています。
その間に楽譜を見てピアノを弾くわけですから、相当な集中力が必要です。
無心で弾くということは雑念がないという事なので続けるうちに集中力は高まると思います。
暗記力を鍛える
曲を演奏する時は、指の動きや、ペダル、楽譜など常に次の展開を意識しながら引き続ける暗記力が必要になります。
そしてこの暗記力こそが「問題解決能力」「社会性」「創造性」といった人生の成功の素となる土台になるのです。
暗記力と記憶力は似ているようでまったく違っていて、暗記力は覚える力、記憶力は覚えている力のこと。
学校のテストなんかは暗記力と記憶力の両方が必要になるわけですが、暗記力をつけないと記憶力は良くならず、暗記力は鍛えれば鍛えるほど伸びていくので暗記力を良くしたいならトレーニングが必要なのです。
暗記が得意な人って「どんなことをすれば効率よく暗記できるか」を常に考えているのですが、その「どうやったら覚えられるか」を考える過程が実はすごく大切。
自分で一生懸命、考えに考えぬいて覚えたことって忘れにくいですよね?
新しいことを学ぶ時、どうしてその答えになるかじっくり考えている過程が記憶となって定着するため、暗記力が鍛えるという訳です。
小学生に習わせたい3選②そろばん
指先を動かすことは脳を活性化させるのにとてもいい刺激になります。
そろばんは主に右脳を鍛え、記憶力や直観力にとても良く、珠をはじく軽快な音は右脳左脳両方を刺激します。
他にもそろばんによって「イメージ力」を鍛えられ「人間的な思考」「創造力」「ひらめき」につながるそうです。
そろばん教室で算数の勉強も教えてくれるのも魅力のひとつで、私が通っていたそろばん教室も時計の読み方を教えてくれたりしていました。
また、クリスマス会など楽しいイベントがあったりたまにある息抜きの時間があったりします。
集中力・忍耐力がつく
そろばんを習うメリットとしてピアノ同様、集中力がつきます。
そろばんの計算はとても神経を使い、周りの雑音の中で無心で打ち込まなければならないため集中力を養う効果があるそう。
さらに忍耐力もつき「がんばってやり遂げる力」が身につくのだとか。
自信・自己肯定感を得られ
自己肯定感とは「自分は大切な存在だ」と思える事で、幼少期の生活や教育環境によって大きく左右されると考えられています。
自己肯定感が低い人は、自分に自信が持てなくて常に人にどう思われているか気になり、人の言動に過敏に反応してしまいますが、自己肯定感が高い人は、心に余裕があり少しの事ではめげない、諦めない精神力を持っています。
その自信や自己肯定感をそろばんで得られる理由は、過去の自分と比べる事で成長を実感しやすいことにあります。
そろばんは時間を計って問題をときます。
「前より速く解けた」「前よりも多く正解できた」ということがはっきりと認識できるので、練習によって上達したことが分かりやすいのですね。
暗算力が身に付く
そろばんを習わせるメリットとして暗算力が身に付くから習わせる親も多いと思います。
大人になってからも何かと計算力は必要となります。
ケタが多くなればなるほど頭の中での計算も大変になってきますが、暗算が身についていれば頭の中にそろばんが浮かび早く正確に答えられるでしょう。
デメリットもあるけれど…
メリットばかりではなくデメリットもあります。
それは、暗算の時などそろばんを習っている人は頭でそろばんを思い浮かべて計算するので、他の計算方法を考える事はなく、逆にそろばんを習っていない人は他の計算方法を考えて正解を導き出すという違いがあります。
答えに早くたどりつくのはいいかもしれませんが、どうしてその答えになるのかを考える力だったり、想像力はもっていてもらいたいですね。
他には週2~3回は通わないといけない所ですかね。
昔は3回通うのが当たり前だったのが、最近の子供は沢山習い事をしている子供が多いので2回の子も多いそうです。
やはり週1回だと忘れてしまい身につくものも身につきずらくなってしまうので最低でも週2回は通った方がいいですね。
いつ始めればいいの?
脳が発達する5歳~10歳くらいの時期に学ぶと効果が大きいそうです。
あまり遅いと暗算力が身に付くのに時間がかかる場合があるそうなので、小学1年生から2年生頃にはじめると良いのではないでしょうか。
小学生に習わせたい3選①習字
習字を習わせるメリットは字がきれいになるという所でしょうか?
綺麗な字を書く人は素敵で魅力的に見えます。
字だけを上手に書きたいならば大人になってからでも十分綺麗にかけるようになると思います。
お手本となる字をみて練習すればある程度同じように書けるようになるからです。
ですが習字には美しい字を書くこと以外に子供の頃から身につけておいた方が良いメリットが沢山あります。
集中力・落着き
この辺はピアノ、そろばんと同じです。
筆で字を書くとき、頭の中で字をイメージしながら書くので自分自身と向き合う事になるのでおのずと集中する事になります。
また書いている時は美しく書かないといけないので落ち着いた気持ちで書かないといけません。
なので自然と集中力とが忍耐力が養われるのです。
想像力・表現力
習字は綺麗にかくということは意外にもセンスも必要。
字のバランスだったり一筆一筆の払いだったりその人の個性がでます。
美的感覚にすぐれ、文字の完成をイメージして書くようになるため想像力や表現力が養われそう。
姿勢がよくなる・行儀
今の時代、パソコンやスマホを見る子供が多く猫背の子が多いそうです。
習字をするときには背筋を伸ばして行うので自然と正しい姿勢が身に付くでしょう。
また、礼儀を重んじる教室が多く強制はしなくとも子供自身が物の大事さや行儀が身につきます。
小学生の習い事でおすすめしたい3選!集中力UPの秘策とは!?まとめ
いかがでしたか?
英語でもサッカーでも体操でもなんでもいいので子供がやりたい習い事を諦めないで続けさせる事が大事だと思います。
自分が好きな事であれば集中できると思うので親も子供が飽きないように工夫する必要がありそうですね。